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マルバオモダカ |
オモダカ科 |
Caldesia parnassiifolia (Bassi. ex L.) Parl. |
岩手県:Bランク 環境省:絶滅危惧U類 |
形態 | 高さ50〜100cmになる浮葉性〜抽水性の一年草。茎は短く、葉は根出する。葉柄は水深によって変化し、70cmに達することもある。葉身は長楕円形(初期浮葉)から卵心形(浮葉)〜円心形(抽水葉)に変化する。8〜9月、花茎に枝を三輪生し、円錐花序を出す。花は両性で、花弁は白色で、歯牙のある卵円形となる。水中の花序の上に殖芽ができ、越冬器官になるとともに無性的に繁殖する。 |
分布の概要 | 花巻市石鳥谷町に分布する情報がある。本州・四国・九州・奄美諸島、中国・インド・オーストラリア・マダガスカルに分布する。 |
生育状況 | ため池や水田、湖沼などの浅い水域に生育する。 |
生存に対する脅威 | 池沼・湿地開発、水質汚濁、農薬汚染など。 |
特記事項 | 生育地が限定されているが、現在、確認されていない。 |
文献 | 井上幸三(1988)マルバオモダカの新産地,岩手植物の会会報25:29 |
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