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ハチノヘトウヒレン
キク科
Saussurea neichiana Kadota
岩手県:Bランク        環境省:なし

形態 高さ50〜120cmになる多年草。茎にはよく発達した翼があり、鋸歯縁になることがある。根出葉は長卵形、革質で、長柄があり、花時にはなくなる。9〜10月、多数の頭花を総状につける。総苞片は 8 列あり、鋭角的に斜上するか、あるいは圧着する。外片は長卵形で、先端は鋭形となり、尾状に伸長しない。
分布の概要 洋野町に分布する。本州(青森県の太平洋側)に分布する。
生育状況 海岸沿いの草原に生育する。
生存に対する脅威 草原開発、自然遷移など。
特記事項 2008年に命名された植物で、ナンブトウヒレンS. sugimurae Hondaに類似するため、これまでの記録を再検討する必要がある。
文献 Kadota Y.(2008)Systematic studies of Asian Saussurea (Asteraceae) II. Two new species from Aomori Prefecture, Northern Japan, J. Jpn. Bot. 83: 284-294
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