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イワギク |
キク科 |
Chrysanthemum zawadskii Herbich subsp. latilobum (Maxim.) Kitag.var. dissectum (Y.Ling) Kitag. |
岩手県:Bランク 環境省:絶滅危惧U類 |
形態 | 高さ20〜30cmになる多年草。根茎は細く横走する。根出葉は長柄があり、葉身は広卵形で草質、羽状に5深裂し、さらに小裂片に分裂する。茎葉は楕円形となる。8〜10月、茎の上部は数本に分枝し、それぞれの頂に大型の頭状花をつける。総苞は3列で、ほぼ同長となる。舌状花は白色で、12〜15個ある。 |
分布の概要 | 久慈市、岩泉町、盛岡市に分布する。本州・四国・九州に分布する。 |
生育状況 | 主として石灰岩地の岩場に生育する。 |
生存に対する脅威 | 自然崩落、盗掘など。 |
特記事項 | 生育地が少なく、全国的に隔離分布するため、石灰岩地での残存植物とみられている。 |
文献 | 菊地政雄(1965)北上山系の植物相(概報)T,岩手植物の会会報2:1-12 |
写真 |