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クロミノウグイスカグラ
スイカズラ科
Lonicera caerulea L. subsp. edulis (Regel) Hulten var. emphyllocalyx (Maxim.) Nakai
岩手県:Bランク        環境省:なし

形態 高さ50〜100cmになる夏緑広葉低木。若い枝は緑色で、のちに淡黄褐色となり、古くなると樹皮は薄く剥離する。葉は短い柄を持ち、卵形〜倒卵形で、先端は鈍頭または円頭で、両面ともに有毛からほぼ無毛となる。5〜6月、短い枝の葉腋から出た短い柄の先に黄白色の花を2個下向きにつける。液果は黒紫色に熟す。
分布の概要 姫神山、焼石岳、早池峰山、六角牛山、五葉山などに分布する。北海道・本州(中部地方以北)、朝鮮半島に分布する。
生育状況 亜高山帯の日当たりのよい斜面に生育する。
生存に対する脅威 盗掘など。
特記事項 毛の多少、葉、苞、花冠の形などに変異があり、母種(ケヨノミ)と区別することができない個体も多い。
文献 大森鉄雄・高橋久(1993)牛形山の植物,岩手植物の会会報30:11-16
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