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トモエシオガマ |
ゴマノハグサ科(ハマウツボ科) |
Pedicularis resupinata L. subsp. teucriifolia (M.Bieb. ex Steven) T.Yamaz. var. caespitosa Koidz. |
岩手県:Bランク 環境省:なし |
形態 | 高さ30〜50cmになる半寄生の多年草。茎は基部で分枝して株を作る。葉は互生し、やや細い披針形で、先端は尖り、基部は丸みのある切形、葉縁に重鋸歯がある。8〜9月、茎の上部に花が集まる。苞は披針形で、花冠の上唇は鎌形に曲がってり、しだいに先が細くなる。 |
分布の概要 | 奥羽山脈、五葉山に分布する。本州(中部地方以北)に分布する。 |
生育状況 | 高山帯の草原に生育する。 |
生存に対する脅威 | 登山者の踏みつけ、盗掘など。 |
特記事項 | 母種のシオガマギクは山地に生育し、やや多いが、本種は高山帯に生育し、個体数は少ない。 |
文献 | 大森鉄雄・高橋久(1985)南本内岳の植物相.岩手植物の会会報22:14-19 吉田繁(1999)トモエシオガマ五葉山に産す,岩手植物の会会報36:24-26 |
写真 |