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ツルカメバソウ
ムラサキ科
Trigonotis iinumae (Maxim.) Makino
岩手県:Bランク        環境省:絶滅危惧TB類

形態 高さ7〜20cmになる多年草。倒れると葉腋から長い走出枝を伸ばす。葉は互生し、卵形で、鋭頭、基部はやや心形または円形、下部は葉柄が長く、上部は葉柄が短い。5〜6月、茎の途中から1個の総状花序を伸ばし、淡青色の花を7〜10個つける。
分布の概要 洋野町、一関市などに分布する。本州(中部地方以北)に分布する。
生育状況 山地の沢沿いの湿性地に生育する。
生存に対する脅威 森林開発など。
特記事項 生育地は少ない。
文献 村井三郎・小林隆二・高橋政利・安本広静(1978)植生,「安家石灰岩地帯における自然環境の特質とその保全」,76-91,岩手県・東北開発センター
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