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オオキヌタソウ |
アカネ科 |
Rubia chinensis Regel et Maack f. mitis (Miq.) Kitag. |
岩手県:Bランク 環境省:なし |
形態 | 高さ30〜60cmになる多年草。根茎は細く、匍匐する。茎は無毛で、葉は4個が輪生し、薄く、卵形または広披針形で、先端は鋭く尖り、毛はなく、葉柄がある。5〜7月、茎頂や葉腋に集散花序をつくり、まばらに多数の花をつける。花冠は緑白色で4〜5裂し、裂片は卵形となる。液果は黒く熟す。 |
分布の概要 | 久慈市、葛巻町、雫石町、花巻市、一関市、宮古市、住田町などに分布する。北海道・本州・四国・九州、朝鮮半島・中国(東北部)に分布する。 |
生育状況 | 山地の林床や林縁の湿性地に生育する。 |
生存に対する脅威 | 森林伐採など。 |
特記事項 | 生育地が少なく、個体数が少ない。 |
文献 | 大森鉄雄・高橋久(1984)岩手県に産する2・3の植物についてVIII,岩手植物の会会報21:31-32 吉田繁(1996)オオキヌタソウ住田町に産す,岩手植物の会会報33:47-52 |
写真 |