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オオマルバノホロシ |
ナス科 |
Solanum megacarpum Koidz. |
岩手県:Bランク 環境省:なし |
形態 | つる性の多年草。根茎は這い、地上茎はつる状となり、柔らかく、無毛かわずかに短毛がある。葉は互生し、卵形または狭卵形で鋸歯はなく、葉縁や脈上に短毛がある。8〜9月、茎の途中からまばらに分枝する集散花序を出す。花冠は紫色で、5片に深裂し、背面に反り返る。液果は楕円形で、赤色に熟す。 |
分布の概要 | 西和賀町、一関市などに分布する。北海道・本州(中部地方以北)、サハリン・南千島に分布する。 |
生育状況 | 低地〜山地の湿地や河岸に生育する。 |
生存に対する脅威 | 湿地開発、河川改修など。 |
特記事項 | 生育地、個体数ともきわめて少ない。 |
文献 | 高野祐晃(2007)岩手県産植物分布資料(10)ミツカドシカクイほか数種の分布について,岩手植物の会会報44:25-28 |
写真 |