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アサザ |
ミツガシワ科 |
Nymphoides peltata (S.G.Gmel.) Kuntze |
岩手県:Bランク 環境省:準絶滅危惧 |
形態 | 多年生の浮葉水生植物。根茎は泥の中を長く這い、それから太く長い茎を出す。葉は卵形または円形で、やや厚く、縁に波状歯牙がある。表面は緑色、裏面は紫褐色で、柄は長く、基部が鞘状になる。6〜8月、葉柄の基部に多数の花を束状につける。萼裂片は広披針形で、やや厚い。花冠は黄色で、5深裂し、裂片の先端はへこみ、縁に長毛がある。 |
分布の概要 | 奥州市に分布する。本州・四国・九州、朝鮮半島・中国・ユーラシア大陸の温帯に分布する。 |
生育状況 | 池や沼に生育する。 |
生存に対する脅威 | 池沼開発、浚渫、水質汚濁など。 |
特記事項 | きわめて生育地が少ない。植栽されたものもある。 |
文献 | 高野祐晃(2005)岩手県産植物分布資料(8)いわてレッドデータブック情報不足種等について(2),岩手植物の会会報42:13-16 |
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