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チシマセンブリ |
リンドウ科 |
Swertia tetrapetala Pall. subsp. tetrapetala var. tetrapetala |
岩手県:Bランク 環境省:なし |
形態 | 高さ10〜30cmの一年草。茎は多少分枝することもあり、直立し、4稜がある。茎葉は三角状披針形で、基部は円い。8〜9月、茎頂と枝端にやや密な円錐花序をつけ、花はまばらにつける。萼裂片は披針形で、短い。花冠は4深裂し、裂片は平開し、淡紫色で暗紫色の細点がある。 |
分布の概要 | 和賀岳、焼石岳に分布する。北海道・本州(中部地方以北)、朝鮮半島・中国(東北部)・シベリア・サハリン・千島・カムチャツカ・アラスカ・カナダに分布する。 |
生育状況 | 高山帯の草原に生育する。 |
生存に対する脅威 | 登山者の踏みつけや盗掘など。 |
特記事項 | 生育地が点在する。 |
文献 | 大森鉄雄・高橋久(1985)南本内岳の植物相.岩手植物の会会報22:14-19 |
写真 |