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ハイハマボッス
サクラソウ科(テオフラスタ科)
Samolus parviflorus Raf.
岩手県:Bランク        環境省:準絶滅危惧

形態 高さ10〜30cmになる多年草。茎は細く、分枝して斜上する。全体に毛がない。葉は倒卵形または広楕円形で、先端は円く、下部は狭まって柄となる。裏面に赤褐色の細点がまばらにある。6〜7月、まばらな総状花序に10〜20個の白色の花をつける。花冠は鐘形で、短い花筒がある。そう果は球形で、先端が5裂する。
分布の概要 八幡平、焼石岳に分布する。北海道・本州、北アメリカに分布する。
生育状況 山地の湿地に生育する。
生存に対する脅威 登山者の踏みつけ、乾燥化など。
特記事項 生育地が限定される。
文献 高野祐晃(1998)岩手県産植物分布資料(3)オオエゾデンダほか数種の植物分布について,岩手植物の会会報35:38-39
井上幸三(1978)ハイハマボッスとその分布,岩手植物の会会報15:1-2
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