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| クロバナウマノミツバ |
| セリ科 |
| Sanicula rubriflora F.Schmidt |
| 岩手県:Bランク 環境省:なし |
| 形態 | 高さ30〜50cmになる多年草。茎は単一で、花茎となる。葉は根出葉で3全裂し、側片はさらに2裂し、あらい鋸歯がある。茎頂には1対の葉状の総苞片があり、その中心から3個の花柄を出し、小散形花序をつける。5〜7月、暗紫色の小さい花を球状に密生する。果実はかぎ状に曲がった刺毛を密につける。 |
| 分布の概要 | 葛巻町、岩手町、岩泉町、盛岡市玉山区などに分布する。本州(岩手県・長野県)、朝鮮半島・中国(東北部)・モンゴル・アムール・ウスリーに分布する。 |
| 生育状況 | 山地の林床に生育する。 |
| 生存に対する脅威 | 盗掘など。 |
| 特記事項 | いずれの生育地も個体数が少ない。 |
| 文献 | 大森鉄雄(1974)岩手県に産する2・3の植物についてII,岩手植物の会会報11:15-18 |
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