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ハマゼリ |
セリ科 |
Cnidium japonicum Miq. |
岩手県:Bランク 環境省:なし |
形態 | 高さ10〜50cmになる多年草。葉は単羽状複葉で、小葉には柄がなく、羽状に切れ込み、小裂片は短く、先は鈍形となる。複散形花序をなし、総苞片や小総苞片は細く、縁に毛がある。8〜10月、小さな白色の花を少数つける。果実は球形で、分果の隆条はすべて太い。 |
分布の概要 | 洋野町、宮古市、釜石市、大船渡市などに分布する。北海道・本州・四国・九州、朝鮮半島・中国(東北部)に分布する。 |
生育状況 | 海岸の砂浜や岩石地に生育する。 |
生存に対する脅威 | 海岸開発、海岸整備(防潮堤建設など)、踏みつけなど。 |
特記事項 | 生育地は限られている。東日本大震災の大津波の影響を受けたが、多くは生存している。 |
文献 | 関根清正(2011)洋野町に自生する岩手県絶滅危惧植物,岩手植物の会会報48:41-43 |
写真 |