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テリハタチツボスミレ |
スミレ科 |
Viola faurieana W.Becker |
岩手県:Bランク 環境省:なし |
形態 | 高さ10〜20cmになる有茎性の多年草。根茎は木化して肥厚し、よく分枝する。葉は鈍三角形で、先端は鈍く尖り、基部は浅くへこむか切形、厚く、光沢がある。托葉は幅狭い裂片に深く羽裂する。5月、根茎あるいは茎上に花柄がつき、淡紫色の花を開く。側弁は無毛、距は小さく尖る。 |
分布の概要 | 西和賀町に分布する。本州(北部)に分布する。 |
生育状況 | 山地の夏緑広葉樹林のやや暗い湿性な林床に生育する。 |
生存に対する脅威 | 森林開発、森林伐採など。 |
特記事項 | 多雪地に適応し、地上部が積雪下で越冬する特徴がある。 |
文献 | 大森鉄雄・高橋久(1984)岩手県に産する2・3の植物についてVIII,岩手植物の会会報21:31-32 |
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