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マルミノウルシ
トウダイグサ科
Euphorbia ebracteolata Hayata
岩手県:Bランク        環境省:準絶滅危惧

形態 高さ40〜50cmになる多年草。根茎は肥大する。若い茎や葉は紅紫色を帯びる。茎を直立し、互生する葉は長楕円形で鈍頭となる。4月、上部の葉腋から散形枝を出し、杯状花序をつける。雄花には小苞片がない。子房とさく果の表面はいぼ状突起がなく、平滑となる。
分布の概要 沿岸、北上山地に分布する。北海道・本州(関東地方以北)、朝鮮半島・中国に分布する。
生育状況 日当たりのよい草地に生育する。
生存に対する脅威 森林開発、草原開発、草刈りなど。
特記事項 きわめて個体数が少なく、減少が著しい。
文献 吉田繁(2002)絶滅危惧植物マルミノウルシ三陸町に産す,岩手植物の会会報39:4-6
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