| トップページ | RDBについて | RDBカテゴリー | 検索 | |
ノウルシ |
トウダイグサ科 |
Euphorbia adenochlora C.Morren et Decne. |
岩手県:Bランク 環境省:準絶滅危惧 |
形態 | 高さ20〜30cmになる多年草。根茎は肥大し、長く水平に伸び、多数の茎を直立させる。葉は互生し、柄はなく、茎に密につき、薄質で裏面に細かい毛がある。4〜5月。茎頂に5個の葉を散状につけ、その葉腋から5本の散形枝を出し、杯状花序をつける。花序の下部の苞葉は小さく、鮮黄色をなし、花弁のようにみえる。球形の子房の外面にはいぼ状の突起が密生し、さく果になっても突起は残る。 |
分布の概要 | 沿岸に分布する。北海道・本州・四国・九州に分布する。 |
生育状況 | 低地の湿地や沢沿いに生育する。 |
生存に対する脅威 | 森林開発、湿地開発、盗掘など。 |
特記事項 | きわめて個体数が少ない。東日本大震災の大津波によって、一部の生育地は全滅した。 |
文献 | 吉田繁(1985)数種の植物と新産地,岩手植物の会会報22:31-36 |
写真 |