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| タイツリオウギ |
| マメ科 |
| Astragalus membranaceus (Fisch. ex Lnk) Bunge |
| 岩手県：Ｂランク 環境省：なし |
| 形態 | 高さ40〜70cmになる多年草。根茎は太く、木質化し、地上茎を叢生する。全体に白色の軟毛を散生する。葉は1回奇数羽状複葉で、小葉は17〜21個、長卵形、鈍頭となる。7〜8月、葉腋から総状花序を出し、黄白色の花を5〜10個、密に横向きにつける。萼裂片は三角形で、黒褐色の短毛がある。豆果はいちじるしくふくらみ、下垂する。 |
| 分布の概要 | 久慈市、岩泉町に分布する。北海道・本州(岩手県・中部地方)、朝鮮半島・中国(東北部)・シベリア(東部)に分布する。 |
| 生育状況 | 日当たりのよい草原、砂礫地に生育する。 |
| 生存に対する脅威 | 草原開発、盗掘など。 |
| 特記事項 | 県内に生育する個体は本種とやや形態が異なる。生育地、個体数ともきわめて少ない。 |
| 文献 | 村井三郎・小林隆二・高橋政利・安本広静(1978)植生，「安家石灰岩地帯における自然環境の特質とその保全」，76-91，岩手県・東北開発センター |
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