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ナガボノワレモコウ
バラ科
Sanguisorba tenuifolia Fisch. ex Link
岩手県:Bランク        環境省:なし

形態 高さ80〜130cmになる多年草。根茎は太く、葉を根生する。葉は奇数羽状複葉で、11〜15個の小葉からなし、小葉は長楕円状線形で、粗い鋸歯がある。8〜9月、分枝した枝先にやや太い円筒状の穂状花序を垂れ下げる。花は白色でやや大きく、葯は暗紫色となり、花序の先端から開花する。
分布の概要 県内各地に分布する。北海道・本州(東北・関東地方)、サハリンに分布する。
生育状況 やや湿った草原に生育する。
生存に対する脅威 湿地・草地開発、盗掘など。
特記事項 生育地、個体数もそれほど多くない。茶花として使用される。
文献 小水内長太郎(1994)とど山・とどヶ崎の植物について,岩手植物の会会報31:6-8
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