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カワラサイコ |
バラ科 |
Potentilla chinensis Ser. |
岩手県:Bランク 環境省:なし |
形態 | 高さ30〜70cmになる多年草。根茎は太く、茎は長毛があり、根際で分枝し、四方に広がる。葉は羽状複葉で、小葉は15〜29個で、倒披針形、中肋近くまで羽状に深裂し、裂片は狭く尖る。茎の先端は分枝した花序となり、多数の黄色の花をつける。花弁は倒卵形、そう果は卵形で、背面は稜となる。 |
分布の概要 | 洋野町、宮古市、釜石市などに分布するという。本州・四国・九州、朝鮮・中国・モンゴル・アムール・ウスリーに分布する。 |
生育状況 | 日当たりがよい河原や海岸の砂地に生育する。 |
生存に対する脅威 | 河川改修、刈取り、自然遷移など。 |
特記事項 | これまで、普通種と考えられていたが、生育は少ないか、再確認されていない場所がある。また、海岸の砂地は東日本大震災の大津波で、全滅したと考えられる。 |
文献 | |
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