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コキツネノボタン |
キンポウゲ科 |
Ranunculus chinensis Bunge |
岩手県:Bランク 環境省:絶滅危惧U類 |
形態 | 高さ25〜60cmになる一年草。茎は直立し、葉柄とともに全体に開出した荒い毛が多い。葉に1回3出複葉で、小葉はさらに2〜3回3出状に中〜深裂し、両面に伏毛をまばらにつける。5〜6月、茎の先端付近に数個の花をつける。花弁と萼片はほぼ同長で、萼片の外側に長毛がある。花床は伸び、集合果は長楕円形となる。 |
分布の概要 | 奥州市、釜石市に分布する。北海道(南部)・本州・四国・九州、中国・朝鮮・シベリア(東部)に分布する。 |
生育状況 | 休耕田、低地の湿地に生育する。 |
生存に対する脅威 | 耕作、湿地開発、刈り払いなど。 |
特記事項 | 分布の北限にあたる。 |
文献 | 高野祐晃(2005)岩手県産植物分布資料(8)いわてレッドデータブック情報不足種等について(2),岩手植物の会会報42:13-16 小水内長太郎・鈴木弘文(1985)釜石・洞泉石灰山の植物,岩手植物の会会報22:1-5 |
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