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ナンブワチガイソウ
ナデシコ科
Pseudostellaria japonica (Korsh.) Pax
岩手県:Bランク        環境省:絶滅危惧U類

形態 高さ10〜20cmになる多年草。地下には太い紡錘状の根がある。茎は直立し、1〜2列の下向きの長毛がある。葉はまばらにつき、下部はへら状で、上部は柄がなく、両面と縁に長い毛がある。5〜6月、茎の先端付近に数個の花をつける。萼片は披針形〜卵形で、縁や背面に毛がある。茎の下部の葉腋に閉鎖花をつける。
分布の概要 県内各地に分布する。本州(北部)、中国・ウスリーに分布する。
生育状況 山地のやや暗い林床に生育する。
生存に対する脅威 森林開発、森林伐採、自然遷移など。
特記事項 生育地は多いが、いずれも個体数が少ない。
文献 大森鉄雄(1989)花巻市北上川東岸の植物(1)胡四王山の植物,花巻市文化財報告書:9-42
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