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ミヤマタニソバ |
タデ科 |
Persicaria debilis (Meisn.) H.Gross ex W.T.Lee |
岩手県:Bランク 環境省:なし |
形態 | 高さ20〜50cmになる一年草。茎は細く、下部は斜上し、節には下向きの刺毛がある。葉は薄く、三角形、先端は鋭尖形、基部は切形、両面に細毛がある。表面に八の字型の紫斑がある。7〜10月、枝頂に2〜5個の花が集まってつく。萼は5裂し、白色で小さい。 |
分布の概要 | 住田町に分布する。本州・四国・九州、朝鮮半島(南部)・済洲島に分布する。 |
生育状況 | 沢沿いの湿性地に生育する。 |
生存に対する脅威 | 森林開発、道路工事、自然遷移など。 |
特記事項 | 県内の生育地は1ヵ所しか知られていない。増殖事業が行われている。 |
文献 | 鈴木實・高野祐晃(1978)東北におけるミヤマタニソバの分布,岩手植物の会会報15:8-9 吉田繁(1980)岩手県に産する2・3の植物と新産地,岩手植物の会会報17:27-29 吉田繁(2005)二種類の植物とその新産地,岩手植物の会会報42:13-15 |
写真 |