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ミヤマカワラハンノキ |
カバノキ科 |
Alnus fauriei H.Lev. et Vaniot |
岩手県:Bランク 環境省:なし |
形態 | 樹高8〜10mになる夏緑広葉小高木。枝は無毛で暗紫色を帯び、小さな皮目を散生する。葉はくさび状倒卵円形またはくさび状倒心円形、先端は円頭で凹入し、低い波状の鋸歯がある。側脈は6〜7対で、裏面に隆起する。4〜5月、開葉前に枝先に雄花序、その直下の1〜2個の節に雌花序を腋生する。堅果は扁平で、縁に狭翼がある。 |
分布の概要 | 北上市、金ケ崎町に分布する。本州(岩手県〜岐阜県)に分布する。 |
生育状況 | 多雪地のやや湿った山地斜面、河川敷内に生育する。 |
生存に対する脅威 | 森林伐採、河川改修、自然遷移など。 |
特記事項 | 多雪地を代表する植物で、分布の北限・東限にあたる。個体数が少なく、認識されていないために、伐採されることが多い。 |
文献 | 大森鉄雄(2009)岩手県に産するカヤツリグサ科等の植物について, 岩手植物の会会報46:30-34 |
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