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スズムシソウ
ラン科
Liparis makinoana Schltr.
岩手県:Aランク        環境省:なし

形態 高さ10〜20cmになる多年草。偽球茎は楕円状球形となる。葉は広楕円形で、基部はくさび形、二次脈が網条となる。5〜6月、太く角張った花茎に5〜20個の淡暗紫色の花をまばらにつける。萼片は広線形、側花弁は糸状、同長となる。唇弁は広倒円形、円頭で斜め前方に突き出る。
分布の概要 北上山地から県北に分布する。北海道・本州・四国・九州、朝鮮半島に分布する。
生育状況 明るいアカマツ林、夏緑広葉樹林の林床に生育する。
生存に対する脅威 森林開発、森林伐採、盗掘など。
特記事項 年々、減少する傾向にある。
文献 戸澤順子(1988)安代町の植物(1),岩手植物の会会報25:45-51
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