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シロテンマ
ラン科
Gastrodia elata Blume f. pallens (Kitag.) Tuyama
岩手県:Aランク        環境省:絶滅危惧TA類

形態 高さ20〜40cmになる腐生植物。根茎は太く肥厚し、菌類と共生する。茎は円柱状で、直立、帯黄褐色で、膜質の鱗片葉をつける。6〜7月、8〜20個の白色の花を総状につける。萼片は合着して壺状となり、基部の下部はややふくらみ、横向きにわずかに開く。裂片の内側にある唇弁の縁は全縁となる。
分布の概要 一関市室根町に分布する。
生育状況 夏緑広葉樹林の明るい林床や林縁の草地に生育する。
生存に対する脅威 森林開発、盗掘など。
特記事項 オニノヤガラの品種と考えられることで、いわてレッドデータリストでは対象外となるが、環境省では対象としていること、独立種と考えられることもあるため、ここでは収録した。従来、オニノヤガラとされたものに本種が含まれる可能性がある。
文献
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