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クマガイソウ |
ラン科 |
Cypripedium japonicum Thunb. |
岩手県:Aランク 環境省:絶滅危惧U類 |
形態 | 高さ30〜50cmになる多年草。根茎は横に這い、群生することもしばしばある。茎は有毛で、2枚の大型の葉を対生状につける。葉は扇円形で、放射状の多数の脈があり、縦じわが著しい。4〜5月、茎頂に袋状の大きな花を1個つける。花被片は淡黄緑色で、唇弁は紅紫色の脈がある。 |
分布の概要 | 県内各地に分布する。北海道(西南部)・本州・四国・九州、朝鮮半島・中国に分布する。 |
生育状況 | スギ植林などの比較的湿性な林床に生育する。 |
生存に対する脅威 | 森林開発、森林伐採、盗掘など。 |
特記事項 | 生育地、個体数とも減少しており、いくつかの地域では絶滅した。 |
文献 | 関根清正(2011)洋野町に自生する岩手県絶滅危惧植物,岩手植物の会会報48:41-43 |
写真 |