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キンセイラン |
ラン科 |
Calanthe nipponica Makino |
岩手県:Aランク 環境省:絶滅危惧U類 |
形態 | 高さ30〜50cmになる多年草。偽球茎は球状で、連珠状に並ぶ。葉は3〜5個つき、倒披針形で深緑色となる。6〜7月、花茎の上部にまばらに淡黄緑色の花を5〜12個つける。萼片は広披針形で鋭先頭となる。側花弁は萼片よりも短く、細い。唇弁は3中裂し、中央にとさか状のひだが3条あり、ほぼ平坦に開く。 |
分布の概要 | 北上山地と奥羽山脈に分布する。北海道・本州・四国・九州(宮崎県)に分布する。 |
生育状況 | スギ林、アカマツ林、ヒノキ林などの針葉樹林の適湿な林床に生育する。 |
生存に対する脅威 | 森林開発、森林伐採、盗掘など。 |
特記事項 | 生育地は点在するが、個体数は少ない。 |
文献 | 大森鉄雄(1982)奥羽山脈毒ヶ森山塊,尻平川源流地帯の植物II,花巻市文化財報告書植物編3:1-22 |
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