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ヤラメスゲ |
カヤツリグサ科 |
Carex lyngbyei Hornem. |
岩手県:Aランク 環境省:なし |
形態 | 高さ30〜100cmになる多年草。根茎は太い匍匐枝を伸ばし、群生することがある。稈の基部の鞘は紅色から紅紫色で、後に糸網状に細裂する。頂部の1〜3個は雄小穂で、狭柱状で直立する。下部の2〜4個は雌小穂で、円柱状、長い柄があり、下垂する。果胞は楕円状広卵形で、乳頭突起を密につける。 |
分布の概要 | 山田町、釜石市、五葉山に分布する。北海道・本州(中部以北)、サハリン・千島・シベリア・北アメリカに分布する。 |
生育状況 | 海岸の湿性地、山地帯の湿性地に生育する。 |
生存に対する脅威 | 乾燥化、踏みつけ、海岸整備(防潮堤建設など)、自然遷移など。 |
特記事項 | 海岸と山地に分布する。山田町では海岸に流出する小さな流れに見られたが、東日本大震災の大津波後に乾燥化によってほぼ絶滅状態となった。 |
文献 | |
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