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ヌマアゼスゲ |
カヤツリグサ科 |
Carex cinerascens Kuk. |
岩手県:Aランク 環境省:絶滅危惧U類 |
形態 | 高さ60cmになる多年草。根茎は疎に叢生し、長い匍匐枝を出す。茎は3稜形でやや平滑となる。基部の鞘は一部が無葉で、帯暗褐色となる。頂小穂は雄性で線形、短い柄がある。側小穂は雌性、2〜4個つけ、短円柱形、密に花をつける。雌鱗片は長楕円形で、濃褐色となる。果胞には嘴がなく、無脈となる。 |
分布の概要 | 陸前高田市に記録があり、一関市に分布する。本州(東北地方・関東地方)に分布する。 |
生育状況 | 湖畔、河岸の湿性地に生育する。 |
生存に対する脅威 | 河川改修(災害復旧事業)、道路工事、土地改良など。 |
特記事項 | 分布の北限にあたる。古くから報告があった陸前高田市古川沼の生育地は東日本大震災の影響で、絶滅したものと考えられる。 |
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