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ユモトマムシグサ |
サトイモ科 |
Arisaema nikoense Nakai |
岩手県:Aランク 環境省:なし |
形態 | 高さ50cmになる多年草。葉は2個で、偽茎と花柄はほぼ同長となる。小葉は5〜7枚、倒卵形から楕円形で、先端は尖り、全縁または不ぞろいのあらい鋸歯がある。5〜7月、開葉よりも早く花序は開き、葉よりも高いところに黄緑色〜紫褐色で、口辺部が狭く開出する仏炎苞をつける。付属帯は棍棒状となる。 |
分布の概要 | 早池峰山、薬師岳、五葉山、遠野市に分布する。本州(中部地方以北)に分布する。 |
生育状況 | 山地〜亜高山帯の林床に生育する。 |
生存に対する脅威 | 自然遷移、人の踏みつけなど。 |
特記事項 | テンナンショウ属植物ではもっとも標高が高いところまで分布する。 |
文献 | 笹村祥二(1971)岩手県におけるテンナンショウ属の分布(補遺),岩手植物の会会報8:21-22 |
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