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ゲイビゼキショウ |
ユリ科(チシマゼキショウ科) |
Tofieldia coccinea Richards. var. geibiensis (M.Kikuchi) H.Hara |
岩手県:Aランク 環境省:絶滅危惧TB類 |
形態 | 高さ15〜25cになる小型の多年草。地下茎は短く、根出葉は線形から線形鎌形になることもある。6〜7月、花茎には1〜2個の苞葉をつけ、やや疎らな総状花序を先端につける。花はあまり点頭しない。花柄と雄ずいは花被片より少し長いという特徴となる。 |
分布の概要 | 岩泉町、一関市、釜石市などに分布する。本州(岩手県・山形県・富山県)、朝鮮半島に分布するというが、確実な分布は岩手県のみ。 |
生育状況 | 石灰岩の岩場で、水がすこし滴り落ちるようなところを好む。 |
生存に対する脅威 | 盗掘など。 |
特記事項 | 石灰岩植物で、個体数がきわめて少ない。 |
文献 | 藤元淳・須川直義・松岡洋一(1996)猊鼻渓の植物相,「猊鼻渓学術調査報告書」,4-26,東山町教育委員会 |
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