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ハヤチネウスユキソウ |
キク科 |
Leontopodium hayachinense (Takeda) H.Hara et Kitam. |
岩手県:Aランク 環境省:絶滅危惧TB類 |
形態 | 高さ10〜20cmになる多年草。地下茎は硬く横に這い、茎を叢生する。根出葉は線状倒披針形で、中部の葉は上に向き、線状披針形、鋭頭となる。葉の裏面と茎には灰白色の綿毛を密生する。7〜8月、4〜8個の頭状花を茎頂に密につける。星形の苞葉群は5〜15枚の苞葉からなり、白綿毛を密生する。 |
分布の概要 | 早池峰山に分布する。 |
生育状況 | 高山帯の日当たりのよい岩場や岩礫地に生育する。 |
生存に対する脅威 | 登山者による踏みつけ、盗掘など。 |
特記事項 | 早池峰山の固有種で、蛇紋岩植物の代表とされている。 |
文献 | 石塚和雄・土井信夫(1978)早池峰の貴重植物の重要度評価とその盗採状況,「環境科学研究報告集B6-R10-1」,17-23 |
写真 |