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ハナヒョウタンボク |
スイカズラ科 |
Lonicera maackii (Rupr.) Maxim. |
岩手県:Aランク 環境省:絶滅危惧U類 |
形態 | 樹高2〜5mの夏緑広葉低木。枝は中空で、よく分枝し、若い枝には鈍稜がある。葉は狭倒卵形から狭倒披針形で、先端は尖り、基部はくさび形となる。縁は全縁で、葉には毛が多い。6月、葉腋から短い花柄が伸びて先に2花がつく。苞は線状披針形で早落性、花冠は白色で、二唇形となる。液果は球形で、紅熟する。 |
分布の概要 | 遠野市以北の北上山地に分布する。本州(青森県・岩手県・長野県)、朝鮮半島・中国(北部)・モンゴル・アムール・ウスリーに分布する。 |
生育状況 | 河岸や氾濫原に生育する。 |
生存に対する脅威 | 河川改修、道路工事など。 |
特記事項 | 河川改修に伴い移植を行った場所もあるが、その後の生長は芳しくない。園芸品種がある。 |
文献 | 高橋大等・河野隆年(2003)北上高地におけるハナヒョウタンボクLonicera maccckii (Rupr.) Maxim.の分布と生態について,岩手植物の会会報40:24-29 高橋大等(2005)日本におけるハナヒョウタンボクLonicera maackii (Rupr.) Maxim.の類似性について,岩手植物の会会報42:1-6 |
写真 |