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ヤブヒョウタンボク |
スイカズラ科 |
Lonicera linderifolia Maxim. |
岩手県:Aランク 環境省:絶滅危惧TB類 |
形態 | 樹高1〜2mの夏緑広葉低木。枝は中実で、密に分枝し、古くなると縦に裂けて剥離する。葉は楕円形から披針形で、下面は粉白色となり、先端はやや鈍頭、基部はくさび形で、両面には短い屈毛がある。5〜6月、枝の上方に2花が下垂する。苞は線形で、短屈毛と細腺毛がある。花冠は広鐘形、暗紫色、花筒は同形となる。 |
分布の概要 | 姫神山、早池峰山、五葉山に分布する。 |
生育状況 | 山地〜亜高山帯の林床で岩角地に生育する。 |
生存に対する脅威 | 盗掘など。 |
特記事項 | 変種のコゴメヒョウタンボクは本州中部に分布するため、隔離分布の関係となる。 |
文献 | 千葉博・小水内正明(2011)五葉山の植物群落―ゴヨウザンヨウラク自生地の粛正―,岩手植物の会会報48:27―30 |
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