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キタカミヒョウタンボク
スイカズラ科
Lonicera demissa Rehder var. borealis H.Hara et M.Kikuchi
岩手県:Aランク        環境省:絶滅危惧TB類

形態 樹高1〜4mの夏緑広葉低木。枝は密に分枝し、老成すれば脱毛し、縦に裂けて剥離し、中空となる。葉は倒卵形から長楕円形で、先端は長く尖り、基部は円形となる。両面に軟毛、脈上に長毛があり、下面は粉白色を帯びる。5〜7月、明らかな二唇形で黄色の花をつける。液果は赤熟し、球状で離生する。
分布の概要 北上山地に分布する。
生育状況 亜高山帯の林床に生育する。
生存に対する脅威 森林伐採、道路工事、盗掘など。
特記事項 母種のイボタヒョウタンボクは本州中部に分布するため、本種は隔離している。
文献 原寛・菊地政雄(1961)キタカミヒョウタンボク,植物研究雑誌38:32
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