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トチナイソウ |
サクラソウ科 |
Androsace chamaejasme Host subsp. lehmanniana (Spreng.) Hulten |
岩手県:Aランク 環境省:絶滅危惧TB類 |
形態 | 高さ3〜5cmの小型の多年草。茎は細く短く、よく分枝し、小型の葉を輪生状につける。葉は倒披針形または倒卵形で、全縁、白色の長毛がまばらにはえる。7〜8月、群生する葉の間から白色の長毛で被われた花茎を伸ばし、その先端に2〜4個の白色の花をつける。花冠は高杯形で、先端は広く開く。苞や萼には白色の軟毛がやや密につける。 |
分布の概要 | 早池峰山に分布する。北海道・本州(岩手県)、朝鮮半島北部・中国北部・シベリア・ヨーロッパ東部・サハリン・千島・アラスカ・カナダ北部に分布する。 |
生育状況 | 高山帯の乾いた岩地に生育する。 |
生存に対する脅威 | 登山者の踏み荒らし、岩礫の自然崩壊、盗掘など。 |
特記事項 | 早池峰山の生育地では頻繁に盗掘があり、絶滅寸前状態となっている。 |
文献 | |
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