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オオバグミ |
グミ科 |
Elaeagnus macrophylla Thunb. |
岩手県:Aランク 環境省:なし |
形態 | 樹高3mほどになるつる性の常緑低木。枝は伸長し、高く上昇し、分枝は下向きになる。小枝はやや太く、明らかな稜があり、白茶色の鱗片に覆われている。葉は革質で、広卵形、表面は深緑色で光沢があり、裏面は銀白色の鱗片がある。10〜11月、葉腋に少数個の花を束生する。果実は翌春に赤く熟し、果綿に白燐が残る。 |
分布の概要 | 大船渡市、陸前高田市に分布する。本州(岩手県・秋田県以南)・四国・九州・琉球、朝鮮半島南部・中国東部沿海に分布する。 |
生育状況 | クロマツ林やアカマツ林の明るい林床や林縁、暖地の日当たりよい斜面に生育する。 |
生存に対する脅威 | |
特記事項 | 一部は海岸林に生育するため、東日本大震災の大津波の影響があったと考えられるが、海岸以外にも生育することが確認されている。 |
文献 | 吉田繁(1984)暖温帯植物マルバグミ陸前高田に産す,岩手植物の会会報21:1-4 |
写真 |