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トチカガミ |
トチカガミ科 |
Hydrocharis dubia (Blume) Backer |
岩手県:絶滅 環境省:準絶滅危惧 |
形態 | 浮葉性の多年草。茎は水中に伸び、各節から5〜6枚の葉と根、花柄を出す。葉身は円形、基部は心形または深く切り込む。葉の中央に気胞があり、浮く。浮葉が密生するにしたがい抽出葉となる。8〜10月、花柄を伸ばし、白色の単性花をつける。 |
分布の概要 | 盛岡市、紫波町、北上市、遠野市宮守などに分布したというが、現在は確認されていない。本州・四国・九州・琉球、東アジア・オーストラリアなどの温帯〜熱帯に分布する。 |
生育状況 | 池沼や水路、用水路などの富養性の水域に生育する。 |
生存に対する脅威 | 池沼・湿地開発、圃場整備、農薬汚染、乾田化などの水環境の変化、自然遷移など。 |
特記事項 | 生育地が限定されている。貴重種ということから、植栽されている池沼もみられる。 |
文献 | |
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