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マメダオシ |
ヒルガオ科 |
Cuscuta australis R.Br. |
岩手県:絶滅 環境省:絶滅危惧TA類 |
形態 | 茎は細く糸状で、寄主に絡みつき、黄色に帯びる。葉をつけず、7〜10月に茎の上部に花を数個、束生する。花冠は5裂する。萼は薄膜状、鈍頭で、長さは花冠の半分強ある。さく果はほぼ球形、直径約3mmで、花冠から大きく露出する。 |
分布の概要 | 沿岸に分布していたというが、近年、発見されていない。北海道・本州・四国・九州・琉球、中国・東南アジア。オーストラリアに分布する。 |
生育状況 | 低地や海岸の日当たりの良い草原などに生育する。マメ科植物などに寄生する。 |
生存に対する脅威 | 海岸開発、草刈り、踏みつけ、自然遷移など。 |
特記事項 | 近縁種で帰化植物のアメリカネナシカズラが同様の場所に生育することから、各地で種の置き換えが起こったと考えられるが、個体数が減少した理由はわかってない。 |
文献 | |
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