| トップページ | RDBについて | RDBカテゴリー | 検索 |

ヌマハコベ
スベリヒユ科(ヌマハコベ科)
Montia fontana L.
岩手県:絶滅          環境省:絶滅危惧U類

形態 高さ3〜8cmの一年草。茎は水中に生えたものでは長さ50cmに達するが、地表では倒れて這うように広がる。葉は対生し、へら型で狭い。6〜8月、枝の先端にまばらに花をつける。小花柄は短く細く、花後に下を向くようになる。5枚の花弁は大きさが不ぞろいで、白緑色を帯びる。
分布の概要 滝沢市柳沢で採集された標本があるが、その後、確認されていない。北海道・本州(岩手県・秋田県・栃木県、群馬県など)、アジア・ヨーロッパ・北アメリカ・アフリカ・ニュージーランドに分布する。
生育状況 寒冷地の湧水地や渓流の縁、湿原などの湿性な場所に生育する。
生存に対する脅威 湧水や流水の減少による乾燥化など。
特記事項
文献
写真