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エゾデンダ |
ウラボシ科 |
Polypodium sibiricum Sipliv. |
岩手県:情報不足 環境省:なし |
形態 | 高さ10〜25cmの常緑性シダ。根茎は横走し、鱗片がある。鱗片は膜質、中央部が暗褐色で周辺部が淡褐色となる。葉柄はわら色。葉身は長楕円状披針形から披針形で、羽状深裂する。葉質はややかたい草質、葉脈は両面ともはっきりしない。胞子嚢群は裂片の中肋よりもやや辺録寄につく。 |
分布の概要 | 1904年に盛岡市から報告されているが、近年、確認の情報はない。北海道・本州(中部地方以北)、アジア北東部・北アメリカに分布する。 |
生育状況 | 林内の樹冠や岩上に生育する。 |
生存に対する脅威 | 森林開発など。 |
特記事項 | 山形県を除く東北地方から報告があるが、いずれも個体数はきわめて少ない。前回は「情報不足」としたが、現状も不明のままと判断された。 |
文献 | |
写真 |