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コバノヒノキシダ
チャセンシダ科
Asplenium sarelii Hook.
岩手県:情報不足        環境省:なし

形態 高さ10〜20cmの常緑性シダ。根茎は短く、斜上し、葉が叢生する。鱗片は披針形〜線状披針形、濃褐色で、辺縁に突起や毛はない。葉柄は淡緑色で、下部は濃褐色となり、鱗片をつける。葉身は広披針形、2〜3回羽状複生。葉質は草質で、あまり厚くならない。胞子嚢群は裂片に1〜3個が接近してつく。
分布の概要 陸前高田市に分布するという。本州(東北地方南部以西)・四国・九州、朝鮮・モンゴル・中国・インドシナ・ヒマラヤに分布する。
生育状況 山野や路傍の日当たりのよい岩上や石垣に着生する。
生存に対する脅威 着生する石垣などの倒壊、日当たりや水分環境の変化など。
特記事項 最近、陸前高田市から報告されたが、再検討を含めた調査が必要であり、分布は明らかでないため、情報不足と判断された。
文献
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