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ヒメノキシノブ |
ウラボシ科 |
Lepisorus onoei (Franch. et Sav.) Ching |
岩手県:Cランク 環境省:なし |
形態 | 高さ5〜10cmの小形の常緑性シダ。根茎は長く横走し、やや密に鱗片をつけ、葉はまばらにつける。葉柄は短く、葉身は線形、上端付近が最も広く、鈍頭から鋭頭で伸びず、葉質は革質で無毛、葉脈ははっきりしない。胞子嚢群は数個、葉身の上部の中肋と辺縁の中間に並んでつく。 |
分布の概要 | 沿岸に分布する。北海道(南西部)・本州・四国・九州、朝鮮半島に分布する。 |
生育状況 | やや乾燥気味の枯木樹幹上や岩上、崖地に着生する。 |
生存に対する脅威 | 森林開発、森林伐採、盗掘など。 |
特記事項 | 生育地、個体数ともに少ない。 |
文献 | 笹村祥二(1969)御箱崎半島の植物,岩手植物の会会報6:13-18 村井三郎(1973)陸中海岸三貫島の植物相(T),岩手植物の会会報10:5-10 吉田繁(2001)五葉山の植物,「五葉山」(東海新報社編),27-67,五葉山刊行会 |
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