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ミドリヒメワラビ |
オシダ科(ヒメシダ科) |
Thelypteris viridifrons Tagawa |
岩手県:Cランク 環境省:なし |
形態 | 高さ30〜80cmの夏緑性シダ。根茎は短く、斜上し、塊状となり、葉を叢生する。葉柄はわら色で、毛はあるが古くなるとほとんど無毛となる。葉身は3回羽状深裂し、広披針形から狭三角形となる。葉面は鮮緑色、ときに下部から中部にかけて紫黒色になるものもある。小羽片はややまばらにつき、短柄がある。包膜にやや長い毛がある。 |
分布の概要 | 北上市、奥州市などに分布する。本州・四国・九州、朝鮮南部・中国南部に分布する。 |
生育状況 | 平地〜山地のやや明るい林床や林縁に生育する。 |
生存に対する脅威 | 森林伐採など。 |
特記事項 | 分布の北限地にあたり、個体数は少ない。 |
文献 | 鈴木實(1980)県南の金ケ崎町六原に新分布の植物,岩手植物の会会報17:17-18 |
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