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ヒメサジラン
ウラボシ科
Loxogramme grammitoides (Baker) C.Chr.
岩手県:Bランク        環境省:なし

形態 高さ2〜10cmの小形の常緑性シダ。根茎は長く横走し、非常に細い。葉柄はほとんどなく、葉身は倒卵形で基部が細く、先端に近い部分がもっとも広い。葉質はやや厚い角質、葉面は暗緑色で無毛。胞子嚢群は葉の上半分に限られる。
分布の概要 姫神山、胆沢川沿いに分布する。北海道・本州・四国・九州、朝鮮半島〜中国(本土・台湾)に分布する。
生育状況 山地の林内で、湿った岩や枯木の樹幹上に着生する。
生存に対する脅威 森林伐採、自然遷移など。
特記事項 生育地、個体数とも少ない。
文献 鈴木實(2000)岩手県南地方に新分布の植物について,岩手植物の会会報37:41-44
北上彌逸(1966)岩手県に産する2・3の植物について,岩手植物の会会報3:3-4
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