　山の草原や日当たりの良い道端などに生える多年草です。
　草丈３０～７０ｃｍで、初夏に３ｃｍくらいの花を下向きにつけます。花の内側の花びらは淡黄色、花の外側の萼（がく）は普通紫褐色ですが淡黄色のものもあります。
　オダマキ（苧環）とは麻糸を巻いて玉にしたもので、花の形をこれに見立てたものです。
　栽培されているオダマキは花が鮮やかな紫色ですが、早池峰山などで見られるミヤマオダマキを改良したものだと言われています。