この研修は、地域林業の中核となるオペレーターを養成するため、高性能林業機械による伐倒、造材、集材等の実践的な訓練を通じて技術を習得させるとともに、機械の構造、メンテナンス技術や安全に関する知識・技術等を習得させるために実施しているものです。
研修を修了した人には、「高性能林業機械オペレーター認定証」を交付しています。
【今回使用した高性能林業機械】
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機 種 | メーカー名 | 型 式 | ベースマシン | 備 考 |
プロセッサ | イワフジ工業株式会社 | GP-30 | EX-120(日立) | 平成6年導入 |
スイングヤーダ | イワフジ工業株式会社 | TW-232 | ZX-70(日立) | 平成16年導入 |
ハーベスタ | コーネケトネン社 | KETO-100 | REGA307(三菱) | 平成7年導入 |
フォワーダ | 及川自動車 | RMF-CB | 平成7年導入 | |
フォワーダ | モロオカ | MST-1500 | レンタル |
※スキッダ(イワフジ工業、T-40)については補助作業用として使用。
実習で使用した機械は、プロセッサ、フォワーダ、スイングヤーダ、ハーベスタ、スキッダの5種類です。
今回の研修では11名が参加し、講師の熱心な指導のもと、全員が全課程を修了することができました。
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【今回の研修プログラム】
研 修 内 容 |
時間 | |
(学課) | | |
開・閉講式 | オリエンテーション・認定書交付式・全体討議 |
4 |
林業技術 | 作業路作設技術 |
4 |
伐木造材、林業架線の基礎知識 |
1 | |
採材方法と木材市況、材積計算 |
5 | |
作業システムの選択と生産コスト |
2 | |
高性能林業機械作業システム選択技術 |
3 | |
機械基礎知識 | 高性能林業機械の構造と作業方法、点検整備と故障診断及び基礎操作 |
14 |
安全知識 | 安全作業及び関係法令 − 伐木造材、車両系建設機械、林業架線作業に関する法令 |
2 |
(実 技) | | |
林業技術 | ワイヤースプライス、伐採実習、はい積、検知、低コスト作業路作設 |
27 |
操作技術 | スイングヤーダ、プロセッサ、スキッダ、ハーベスタ、フォワーダ等の操作方法 |
54 |
(現地視察) | 先進地事例調査 | 3 |
合 計 |
119 |