梅雨入りしたこの季節、樹木園周辺では、2,3メートルの低木で、枝先に花弁5枚の小型の白く美しい花をたくさん咲かせている樹があります。「綺麗なお花、これなあに」と必ず聞きたくなる気になる樹です。調べてみると「ウツギ」でした。
ウツギは幹を伐ってみると中は空洞になっており、そこから「空木(ウツギ)」と名づけられたようです。
「夏は来ぬ」の歌詞に登場する「ウノハナ」がこの「ウツギ」のようですが、歌詞では「卯の花匂う垣根に・・・」とありますが、匂うのかなと嗅いでみると匂いはほとんど感じられませんでした。
しかし、チョウやハチ等多くの昆虫が集まっており、昆虫たちにとっては間違いなく匂う花であることがわかりました。
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ウツギの花(写真-1)
平成29年6月下旬撮影 (撮影者:AKZ) |
クマバチとウツギ(写真-2)
平成29年6月下旬撮影 (撮影者:AKZ) |
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トラフシジミとウツギ(写真-3)
平成29年6月下旬撮影 (撮影者:AKZ)
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