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ウスタビガのマユ・ヤママユガ科(平成27年12月10日更新)

 初雪のあった樹木園、雪を踏みしめながら歩いていると、葉を落としたヤマザクラの枝に緑色のマユを見つけました。ウスタビガのマユです。なんとも鮮やかできれいな黄緑色で、思わず、手に取りたくなる方も多いと思います。羽化は晩秋で、大型の黄色の素敵な柄の翅をもった蛾が発生するようです。この時期は既に羽化したあとの抜け殻です。抜け殻ですが、触るとしっかりした質感です。東北地方の一部では『やまびこ』の愛称で火災除けのお守りとして飾る地域があるそうです。
 幼虫は、触れると「キュウ―」といったかわいい鳴き声を出すようですので、来年は、是非、幼虫から成虫まで観察してみたいと思います。

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""ウスタビガのマユ(写真-1)
平成27年12月撮影 (撮影者:AKZ)
""ウスタビガのマユ(写真-2)
平成27年12月撮影 (撮影者:AKZ)
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""ウスタビガのマユ(写真-3)
平成27年12月撮影 (撮影者:AKZ)
""ウスタビガのマユ(写真-4)
平成27年12月撮影 (撮影者:AKZ)
岩手県林業技術センター