ほとんどの広葉樹が落葉するこの時期、樹木園の北側にたくさんの赤い実を付けている低木があります。遠くからでもはっきりわかります。近くで観察してみると葉が互生し、赤い実の特徴等からその木が「ウメモドキ」であることがわかりました。
ウメモドキは、雌雄異株、春、ウメに似た花を咲かせること等から名前の由来のようです。今の雪の降る前の静寂で殺風景な樹木園の中、ひときわ華やかにつややかな赤い実を誇らしげに見せてくれており、とても癒されます。美味しそうで思わず一粒口に入れてみましたが、ほんのり甘いが苦くヌルヌルしており、残念でした。
しかし、この実はこれから間違いなく樹木園を訪れる鳥たちへの冬のギフトになるでしょう。
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ウメモドキ(写真-1)
平成30年11月中旬撮影 (撮影者:AKZ) |
ウメモドキ(写真-2)
平成30年11月中旬撮影 (撮影者:AKZ) |
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ウメモドキ(写真-3)
平成30年11月中旬撮影 (撮影者:AKZ)
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